【掘る女】
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上映会、終了しました。
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北の縄文マルシェ特別企画
札幌上映 【掘る女 縄文人の落とし物】
2022年11月6日
札幌初上映より一足先に、長野の上映会へ行ってまいりました。
この作品は、考古学・縄文・土・人に興味のあるすべての方、年齢層問わず見ていただきたい作品です♪
日本は世界的に見ても遺跡発掘調査が多い国・・
近くて遠い考古学が、この作品を観ることで身近に感じられます。
そして・・縄文人もぐぐいっと近くで感じられます。
当たり前ですが、掘るのは人が行う作業です。
作業としては黙々と掘りますが・・
勝手に好きなところを掘っているわけではありません。チームでの作業です。
そして、一人ひとりの背景や想いがあります。
映画を観ていると、当たり前になっている自然の音や色がとても美しく
どこか懐かしくあたたかく感じました。
日常であまり触れることのない土
土を削る時の音や感触、色の違いによって土の層が見える・・
私たちは五感で多くの情報を受け止め、考え、想像できる生き物であることを嬉しく思いました。
地層と同じ・・
さかのぼる歴史があっての今の自分
素敵な作品をありがとうございます。
↑ トークイベントのお写真 ↑
左から、おいしい出演:藤森英二さん・主演:大竹幸恵さん
監督:松本貴子さん・考古学監修:堤隆さん
上映前のメッセージビデオも撮ってまいりました。
みなさん、ありがとうございました。
↓ 2022年11月18日 読売新聞に掲載された記事 ↓
映画を観た方の感想です
★南ゆきさん★
「掘る女」として、いろんなタイプの女性が出演されていましたが、中でも印象に残ったのは、2人の女性。(ネタバレになりそうなのでざっくりと)
1人は大学院の女性。縄文が好きで、掘っている時のイキイキと輝いている笑顔がとても素敵でした。
もう1人は、県の立場と町の立場で発掘に関わるご夫妻。
お互いが仕事に真摯に向き合っている姿が素敵でした。
世界でも類を見ないと言われる展示施設ができて、見てる方も感無量でした。
縄文土器の発掘を通して、今を生きる女性と歴史を垣間見ることができて、私も頑張ろうという気持ちになりました。ありがとうございました。
★石山直聖さん★
土器や土偶があんなに身近で堂々と発掘されてたり、「星糞(ほしくそ)峠」があったり、空だけじゃなく地面、地層にもロマンや歴史があるんだと気付かされました。
何歳になっても楽しそうに汗水を流し、笑い合って感動して、追い続けられる夢があることが素敵だと感じました。
映画を観て一緒にドキドキを味わえ、ウルウルし・・楽しかったです!
素敵な機会を頂き感謝しかないです!
★坪崎美佐緒さん★
「掘る女〜縄文人の落とし物」を上映してくださりありがとうございました。
縄文人の土器や土偶などがあんな風に発掘されている事をなんとなく知っていましたが、あんなに思いを持って発掘してくださっていたなんて知りませんでした。
とっても感動しました。
縄文人のみなさんがどんな暮らしをしていたのか、ここでどんなことが行われていたのか思いを馳せワクワクしながら1つ1つ丁寧に発掘してくださる姿は美しかったです。
縄文土器のことを語る皆さんが、本当に楽しそうで生き生きしていたのが印象的でした。
改めて縄文時代のこと、もっと教えていただきたいと思いました。
★江上良子さん★
これまで詳しくは知らなかった遺跡発掘やその大変さなどを少しでも知ることができて、楽しい映画でした。
この映画の中で、何人もの女性が登場して、それぞれの選択で、自分の人生の時間をどんなことに使うのか?
どのように生きていくのか?を選択して生きている姿が、とても印象的でした。
「どんな仕事で収入を得るか?」だけではなく、自分のやりたいという視点だったり、世の中に必要という考え方だったり、あるいは「自分がどう在りたいか?」という観点で、自分の職業や生き方を選択していく。
数千年前の縄文人の暮らしの痕跡を丁寧に掘り起こしながら、自分たちの選んだ道に真摯に向き合っている姿に、「人生の時間の使い方」ということについても、考えさせられるそんな映画でした。
★園居麻理子さん★
とても良い内容でした!
元々、考古学には興味を持っていたのですが、実際の活動を見る(知る)ことが出来て、嬉しかったです。
遺物が落とし物として扱われているのにはびっくりしました。
古代の人(縄文人だけではなく)が置き忘れたという解釈がなんだか楽しくなってきます。
発掘作業も宝探しのように思えて、実際に作業をしてみたいと思いました。
まだまだ色々な遺跡が足元に埋まっていると言うロマンがいつもの日常を少しワクワクしたものに変えてくれる…そんな映画でした。
★友美さん★
素敵なドキュメンタリー映画でした。
知らない世界を知ることができ、気の遠くなる作業を何十年も携わってることに、そのおかげで、歴史を知ることができるのかと思うと頭が下がる思いです。
でも、きっとご自身は好きなことだから、苦でもなく、楽しんでるんだろうな、と思いました。
どの分野においても好きなことを仕事にできることは幸せなことだと思いました。
私は、せっかちすぎて半分埋まってても大根を抜くかのごとく、引っこ抜いてしまいそうだと何度も思いながら観てました…
★Y田J子さん★
映画の中で、発掘に携わる皆さんが楽しく働いている様子がとても微笑ましく、輝いていました。
世界史の中でも珍しく平和な時代が長く続いたといわれる縄文時代。
何万年後に縄文の遺物を見つけ、修復し、保存をしていく作業をする現代の人々が、不思議と当時の縄文の人々に重なって見えました。
縄文の人々もこのように和気あいあいと仲良く楽しく丁寧に、生活に必要なものたちを作っていたのではないかと思います。
国宝 合掌土偶を見つけたご婦人たちの、見つけた時のお話がとてもかわいらしく印象的でした。土偶が展示で都会を回って、あか抜けて帰ってきたとか 笑
自分が楽しく一生懸命になれた何かに出会えることはとても幸せなことだと思います。
自分の興味のあるものだけにアクセスしやすい時代です
いままで関心のなかったことに目を向けることは良い刺激になると思います。
縄文に興味のなかった方もぜひ見ていただきたい作品です。