少し前の話しです。
「会社のHPのブログ記事に"縄文"ってカテゴリがあったけど、縄文好きだからですか?」と知人に聞かれました。「素晴らしい縄文文化と北海道の遺跡群を一人でも多くの方に知っていただくための情報発信のブログにしたいのです。私の縄文好きと重なってはいますが。。」と答えました笑
日本にはたくさんの国宝があります。
国宝は「国の宝」として価値が高いと文化庁から認められた、美術工芸品、建造物のことを指します。
昭和25年に施行された文化財保護法には「世界文化の見地から価値の高いもので、たぐいない国民の宝たるもの」と記されています。
日本ではお寺・個人が貴重な美術工芸品や建造物を守ってきました。
国の宝として考えるようになったのは、明治時代中ごろからです。
明治維新後の急速な西洋化や神道を国の宗教にしようという政策により、日本の文化財は危機にさらされていました。
全国で寺院の建物や仏像等が安く売り払われたり、壊されていました。
いきすぎた西洋化による、文化財の海外への流失を防ぐこと、お寺・個人が守ってきた宝を国で守っていこう!と、古器旧物保存法ができました。
その後何度か改正され、現在の文化財保護法にいたります。
文化庁のホームページによると平成31年3月1日現在国宝は1,116点です。
(美術工芸品890点、建造物226点)
日本の国宝は、保存状態が良く、古い美術工芸品や建造物がたくさん残っているため、世界には類がないすばらしいものだといわれています。
北海道唯一の国宝。。
それは「中空土偶」です
(昭和50年、じゃがいも畑で農作業中の主婦に発見されました)
発見された南茅部の「茅(カヤ)」と、中空土偶の「空(クウ)」を合わせて、「茅空(カックウ)」という愛称で親しまれています。
【 函館市縄文文化交流センター 】で会えます。
素晴らしい縄文文化の情報発信でした!
染谷有香
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